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発行人の日記

『シャイニング』は怖かった

2013年10月

こんな人は少なくないと思うが(少ないかな)、最近、タブレットとウオシュレットをよく間違えます。さすがに、まだ口に出すところまではいかないのですが、それは頭の中でギリギリのところで制御されているからで、口に出しちゃうのは時間の問題と思われます。
ぼくが「ウオシュレットは意外とアンドロイドがいいね」とか、訳の分からないこと言い出したら、どなたか止めてやってください。
同じ症状か分からないが、デンゼル・ワシントンの件。(つい先ごろまではこの人、ディンゼルだったけどね)。
なぜかワシントンが素直に出てこない。その名前を口にする直前、ぼくの頭の中にはフィラデルフィアとか、アーカンソーとか、ペンシルべニアとか、そういう地名が駆け巡っている。そうしたあげく、
ぼくはワシントンを見つけるのですね。
幸か不幸か、ぼくの日常生活において、ワシントンという名詞はさほど頻繁に使うものではありません。月に1回か、2回? いや半年に1回、そんなものか。
ぼくと話をしていて、おかしな名前を口にしたら、これはけっしてフィラデルフィアの話ではなく、
デンゼル・ワシントンの話だと聞いてやってください。
別に結論とかありません。
(追記)
気がついたら名前が変わっていたというのは、デンゼル・ワシントンを前回書きましたが、古いところでは明治期のゲーテ=ギョエテ事件(事件じゃないか)というのがあります。ゲーテがある日気がついたら名前がギョエテとローマ字発音でそういう表記になっていたという日本での事件。ゲーテが驚いた様子は「ギョエテとは俺のことかとゲーテ言い」という狂句に残されています。
スタンリー・キューブリックもある種、臨床例。『シャイニング』で多くの子どもたちにトラウマを残したひとですが(わが家の娘たちね)、もともとは、カブリックで日本に上陸しました。「博士の異常な・・・」の頃ですね。これが『・・・宇宙の旅』の頃にはキューブリックという、茄子と同じ職場で働く野菜みたいな名前に変わりました。
イギリス生れのユダヤ人の名前はアメリカ人にも発音がしづらいらしく、あれこれアメリカ人が発音を試しているものだから、その間、日本でも右往左往。一時はクーブリックとも呼ばれており、クーとカーについてはハリウッドに来たキューブリックが文句をつけて直させたらしい。それでけっきょくキューブリックと、そういう説が流れています。
もう一人、アル・パチーノ。日本上陸の名前はアル・パシーノ。いつからパチーノになったのかと念のためWikipediaをのぞきましたが、不明でした。余談ですが、鮮烈デビューの『狼たちの午後』、不眠症の刑事役の『インソムニア』、エレンパーキンが光った『シーオブラブ』がベスト作品と思います。全部凶悪犯がらみです。身長167cm。すごいですね、ぼくと変わらない背丈で大スターだ。ぼくはパシーノがいい。
別に結論とかありません。

  

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