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発行人の日記

マダニとホンガツオの話

2014年06月

マダニが人里にバッコしているというニュースを目にしました。
わが家でひとしきり話題になり、最近野菜作りにはまっている女房が戦々恐々。下手すりゃ死に至るというのだから、そりゃそうです。

マダニというのは「マ」がつくから本家筋といった立ち位置なのでしょうね。マアジとかマダコとか。

本家筋を表わすのは「本」というのもありますが、本ガツオとか、本厚木とか(ちょっと違うか)。マガツオでもいいのにそうは言わない。代わりにソーダガツオというのがいて、私の釣りのビギナーズラックはソーダガツオの入れ食いでした。忘れもしない伊豆長岡の早朝の出来事。

「マ」と「本」はどっちがエライのかと考え出すとキリがない。

マダニがなぜ人家付近に現れるかというと、山の中に棲んでいる動物にぶら下がってやってくるんだそうです。なかでも日本に棲みついたアライグマは行動半径が広く、あちこちにマダニをばらまいているようです。

そんな話を先日、取材同行したカメラウーマンのN氏と帰りの電車の中で話していたら「アラ、イヤだ」ということになりました。N氏の住む神奈川県逗子市は特定外来生物化したアライグマが増えて害獣となっているのだそうです。おまけにマダニですからね、アラ、イヤだは当然の反応でしょうね(逗子はハクビシン、台湾リスと、この手の動物が多い)。

思い出しましたが、20年ほど前、私がソーダガツオの入れ食いをあちこち吹聴していたら、どこやらの釣りの専門誌にソーダガツオが食ってきて迷惑したなどという記事が載っており、私は編集長宛に葉書で激しく抗議した。悪意はありませんと、丁重な返事が来た。いま思うと恥ずかしい。

  

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